センター試験でのトラブルのニュースが続いている。
試験問題の配布ミスや試験官の応対ミス等人為的なものが多い。
人為的なミスを減らすためにもセンター試験はCBT方式の方がいいのではないかと思っている。
その理由を説明しよう。なお、CBT方式の詳細は筆者の「ネット受験とComputer Based Testing」を見ていただきたい。
1 試験会場の黒板等に試験科目と時間を書いたら、センター試験の説明は机の上にあるパソ
コンにさせればいい。
受験者は、大学入試センターが事前作成した説明用動画を見るだけでいい。
また、この時CBT方式での回答方法も同時にすればよい。
2 CBT方式なら、試験問題、解答用紙を受験教科毎に準備して配布する手間を減らすことがで
きる。試験問題、解答用紙の配布ミスを防げるだろう。
3 パソコンで時間を計測することができる。途中でトイレ等で中断した場合、中断前の状態で一
時保留状態にし、席に戻った後で保留状態を解除すればよい。
なお、一時保留/保留解除をするのは受験生でなく、試験官である。
3 英語のヒアリング問題は、パソコンの音楽再生ソフトとイヤフォンを使えば、外部からノイズが
混じることもなく聴くことができる。なお、イヤフォンはパソコン1台に1つ準備しておく。
4 今回、選択科目で受験生がトイレ休憩で不正をしたような疑惑の記事があった。
CBT方式なら科目や試験問題の順序をランダムに並び替えることができるので、不正もでき
なくなるだろう。
5 試験監督は管理用のパソコンを持ち、受験生のパソコンがフリーズした場合、該当受験生の
回答状況を把握して、パソコンの復旧もしくは代替用パソコンを準備させる。
試験監督及び試験官は教室の規模にもよるが、50名位であれば4人くらい必要ではないか。
センター試験は大学で実施されることが多いが、受験生はその大学まで行かなければならず、慣れていない場所で受験するのは不安なものだ。
ならば、通学している学校で試験をする方がいいのではないか。CBT方式なら、パソコン、管理用サーバー、ネットワーク機器を事前準備すれば対応可能と思うのだ。
最後に、CBT方式の実施には受験生の数分パソコンが必要だが、最新式の高性能のパソコンは必要ない。そしてパソコンは壊れるまで使い続けていけばいいわけだ。
残念ながら、受験生自身のパソコンは、不正防止の観点から試験には使えないだろう。
果たしてセンター試験にCBT方式が導入されるのはいつの事になるだろうか。
センター試験の記事を見ていると、情けない気持ちになってくるのは筆者だけだろうか。
by jaakunadoraemon
神奈川朝鮮中高級学校 姜文錫…